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エアコン暖房、つけっぱなしとこまめに入り切り、どちらが安い?

ニュース 2018/3/1
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ダイキン工業はこのほど、「エアコン暖房をつけっぱなしにするのとこまめに入り切りするのでは、どちらの電気代が安くなるの?」をテーマに実験を行い、その結果を公表した。同社は世の中のさまざまな課題や困りごとに対して「空気で答えを出す」取り組みを進めている。今回の実験は、その一環として実施したものとなる。
「つけっぱなし」にした場合の室温、消費電力推移 「つけっぱなし」にした場合の室温、消費電力推移

快適で効率的なエアコン暖房の使い方とは

同社によれば、毎年、冬場になると急激な温度差や低温状態が続くことで健康に影響が生じる「ヒートショック」が話題になるなど、住宅内の温度調節が課題になっており、室内で快適に過ごすために「快適で効率的なエアコン暖房の使い方を知りたい」と言った要望が多く寄せられているという。


また、SNS上で「夏場にエアコンをつけっぱなしにしたら電気代が安くなった」という情報が拡散したことを受け、同社が2016年の夏にマンションのほぼ同じ条件の2部屋を使ってエアコン冷房を「つけっぱなし」にした場合と「こまめに入り切り」した場合の比較実験を実施した際には多くの反響があった。「夏場は日中30分程度の外出であればつけっぱなしの方が電気代は安くなる」という結果に対し、「冬場のエアコン暖房の場合はどうなのか」といった多くの問い合わせがあったという。


そこで、2016年の夏に実施した実験の冬バージョンとして「エアコン暖房をつけっぱなしにするのとこまめに入り切りするのでは、どちらが安くなるの?」をテーマに、どのような条件であれば冬のエアコン暖房の電気代が安くなるのか検証。京都市内のほぼ同じ条件のマンション2部屋を使って実際にエアコン暖房を「つけっぱなし」、「こまめに入り切り」で運転し、検証した結果をまとめた。

「こまめに入り切り」するよりも「つけっぱなし」にした方が電気代は安い

24時間「つけっぱなし」にしたエアコンと、30分間隔でON/OFFを繰り返したエアコンの消費電力量を比較し、「つけっぱなし」の方が安くなる時間帯を調べたところ、すべての時間帯で、30分間隔で「こまめに入り切り」するよりも「つけっぱなし」にした方が消費電力量は小さく、電気代が安くなった。


1日の生活スケジュールを想定して、外出時/在宅時に関わらず24時間「つけっぱなし」にしたエアコンと、外出時に運転をOFFにしたエアコンの消費電力量を比較した場合は、2時間の外出をした夜間(18時~23時)は、「つけっぱなし」よりも「こまめに入り切り」した方が消費電力量は小さく、電気代が安くなった。1日(24時間)で比較しても、「つけっぱなし」よりも「こまめに入り切り」の方が消費電力量は小さくなったが、電気代の差は約30円程度だった。
30分間隔で「こまめに入り切り」した場合の室温、消費電力推移 30分間隔で「こまめに入り切り」した場合の室温、消費電力推移
同社では、電気代は環境によって大きく左右されるため、どんなときでも当てはまるわけではないものの、今回の実験と条件が近い場合、30分程度の外出であれば、運転をOFFにするよりも「つけっぱなし」にした方がお得になる可能性があるという。

「つけっぱなし」にした場合の室温、消費電力推移 「つけっぱなし」にした場合の室温、消費電力推移

1日の生活スケジュールを想定した場合、「つけっぱなし」が安いわけではない

一方、1日の生活スケジュールを想定した実験では、2時間の外出をした夜間は「つけっぱなし」にするよりも、運転をOFFにした場合の方が消費電力量が小さいという結果になり、単純に「つけっぱなし」にしておけば電気代が安くなるというわけではなかった。

想定スケジュールに合わせて「こまめに入り切り」した場合の室温、消費電力推移 想定スケジュールに合わせて「こまめに入り切り」した場合の室温、消費電力推移
1日(24時間)で比較してみても、「こまめに入り切り」した方が消費電力量は小さかったものの、電気代の差は約30円程度。「こまめに入り切り」する場合と大きく変わらない電気代で、「つけっぱなし」にして室内の温かさを維持しながら快適に過ごす方法もありそうだとしている。


同社では実験結果を参考に、求める快適性と運転効率を考えながら、エアコン暖房の「つけっぱなし」と「こまめに入り切り」を上手に使い分けましょう、とアドバイスしている。

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