• twitter
  • facebook
  • instagram

部屋を借りる際の家賃保証会社・賃貸保証料とは?

お金 2018/11/8
  • twitter
  • line
  • facebook
  • はてブ
部屋を借りる際の家賃保証会社・賃貸保証料とは? 部屋を借りる際、一昔前は連帯保証人がいればよかったのですが、最近良く目にする「家賃保証会社の利用必須」。連帯保証人がいるのに、わざわざ家賃保証会社を利用しなければならないのはなぜなのか……。“不動産・住生活”のプロに聞いてみました。

Q.部屋を借りる際に「家賃保証会社の利用必須」とある。これ何?

A.2009年のリーマンショック後、家賃滞納者が急増したことから家賃保証会社を利用する動きが定着してきました。これまでは、連帯保証人がいればよかったのですが、近年、連帯保証人がいても保証会社の利用を義務付ける契約が増えています。

「家賃保証会社」とは、あなたが万一、賃料を滞納した際に、あなたの代わりに一定期間、大家さんに賃料を払ってくれる会社です。ただし、あなたの滞納分は免除されるわけではありません。保証会社があなたの代わりにいったん立て替えてくれただけです。ですから、あなたは、払ってくれた保証会社に返済しなければなりません。支払わなければ保証会社から取り立てられ、場合によっては部屋に住めなくなってしまうかもしれません。

保証会社を利用するなら、保証会社に保証料を支払わなければなりません。賃貸借の契約期間によって金額は異なりますが、2年契約の初回時では1~3万円程度、あるいは家賃の30~70%という設定が多くなっています。再契約時にはこれよりも少し安くなります。なお、保証会社の利用には審査があります。クレジットカードを作れる人であれば審査に落ちることはありませんが、一般的には年収に対する賃料の割合や過去の賃料の滞納履歴などが審査されます。利用する保証会社によって、審査内容は異なります。

ところで、気に入った部屋を借りる際に、保証会社の利用が事前に定められているなら、断るのは少し難しいかもしれません。保証会社からあなたが利用した不動産会社に手数料が支払われることもあるからです。不動産会社の関連会社が保証業務を行っていて、自動的にその保証会社を利用しなければならない仕組みになっていることもあります。ここで、どうしても利用したくなければ、仲介する不動産会社を変えて、「連帯保証人をきっちり立てるので保証会社を利用しない契約をしたい」と伝え、物件探しをする方法もあります。

近年、保証業務への企業の参入が増えています。安定した経営が期待できるからです。一方で現在、家賃保証会社を規制するルールは存在していません。そのため、一部の保証会社による、滞納時の行き過ぎた督促や高額な延滞金、入居審査時の個人情報の取り扱い方法が問題となっています。そこで、家賃保証会社で自主的なルールをつくっているところがあります。以下は、家賃債務保証事業者協議会の自主ルールと加盟会社です。これですべて安心とも言い切れませんが、このような団体に加盟する保証会社かどうかを、契約前にチェックするのも大切でしょう。

業務適正化に係る自主ルール

家賃債務保証事業者協議会 加盟会社一覧

高田七穂(たかだ なお):不動産・住生活ライター。住まいの選び方や管理、リフォームなどを専門に執筆。モットーは「住む側や消費者の視点」。書籍に『最高のマンションを手に入れる方法』(共著)『マンションは消費税増税前に絶対買うべし!?』(いずれもエクスナレッジ)など。「夕刊フジ」にて『住まいの処方銭』連載中

※この記事は「マイナビ賃貸 住まいと暮らしのコラム」にて2014年7月に掲載されたものです。掲載情報は、その時点での情報となります。
  • twitter
  • line
  • facebook
  • はてブ
follow me
  • twitter
  • facebook
  • instagram

© Mynavi Corporationマイナビ賃貸