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一人暮らしの食費「見える化」のススメ!データから見る実態と節約術を大公開

お金 2018/10/25
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日々やりくりに努めているつもりでも、気づいたら使い過ぎていた! というものの1つが食費ではないでしょうか。食費について、人と比べることはあまりないだけに、自分の食費がかかりすぎなのかそうでないのか、気になる方も多いと思います。

そこで、一人暮らしの食費はいったいどのくらいかかるものなのかを調査しました。一人暮らしの食費のデータから、実態を把握するとともに、ともすれば高額になりがちな食費を、どうすれば節約できるか、深掘りしていきます。

まずはチェック! 一人暮らしと二人以上世帯の食費比較

総務省発表の家計調査報告(2018年1~3月期平均値)によると、1か月における勤労単身世帯の食費の割合は、消費支出に対して23.7%となっています。一方、勤労二人以上の世帯の場合も、食費の割合は約23.7%と、ほぼ同数でした。さらに、食費の中でも外食費にどれくらいの費用をかけているか調べたところ、興味深い結果が浮かび上がってきました。

勤労している二人以上の世帯では、1か月における一般外食費が実数で13,890円だったのに対し、勤労している単身世帯の場合は18,028円と、単身世帯の方が4,138円多く外食費をかけていました。ちなみに食費に対する外食費の割合は、単身世帯の場合は約42%を占め、二人以上の世帯の場合は、約19%という結果です。二人以上世帯より単身世帯の方が、外食費の割合が高くなる傾向と見て取れます。

これらのデータから分かることは、単身世帯も二人以上の世帯も、消費支出に対する食費の割合はほぼ同じでしたが、外食費にかける割合は、単身世帯の方が多いということです。

なぜ高額になる? 一人暮らしの食生活の実態とは

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二人以上の世帯と比べて、4千円ほど外食費がかかっている単身世帯。一人暮らしはなぜ外食費が高額になるのでしょうか。その理由の一つは、生活パターンの違いかもしれません。

一人暮らしの場合、残業やプライベートなどで忙しいと、食事は外食になりがちだという人も少なくありません。自炊したくても帰宅が遅く、手が回らないということもあるでしょう。さらに、飲み会や食事会などで、飲食代がかさむことも。

もう一つの理由としては、食生活の自由度の違いもあげられるでしょう。二人以上の世帯の場合は、誰かが同居する人のために食事を用意する場合があります。こうしたことが、自然と自宅で食事をする機会が増えるきっかけとなるでしょう。また、食費をできるだけ軽減するために、外食より内食を重視するという面もあるでしょう。

対して、一人暮らしの場合は、同居人がいないだけに、食事のとり方の自由度が増すと考えられます。その反面、生活費の中の食費の割合を注視していかないと、単身世帯の平均割合である23.7%を大きく上回り、食費がどんどんエスカレートしてしまう危険性もはらんでいます。

あなどれない! 食費を見直すことは生活を見直すことに通ず!?

家計の消費支出における食費の割合をエンゲル係数といいますが、このエンゲル係数の割合によって、生活水準が分かるとされています。エンゲル係数の割合が低いほど、食事以外に費用を回せるということから、生活のゆとりの基準としてエンゲル係数が用いられることがあります。例えば、エンゲル係数25%の場合、「ゆとりのある生活ができる」という指標となるようです。

単身・二人以上の世帯の食費割合の平均が23.7%なので、日本の平均的な生活水準は、「ゆとりのある生活ができる」傾向だと読み取ることができるでしょう。
同じように、自分の食費にかける割合を計算すると、数値で生活の水準が「見える化」され、生活費の見直しをすべきかどうかの判断材料にもなります。外食が多いように見えても、実際かかった費用の割合が支出全体に対して少なければ、外食が生活を圧迫していると一概には言えないでしょう。外食に限らず、食費が多くかかっているかも、と思い当たる場合は食費の割合を出してみましょう。

数値を出し、生活費の中のさまざまな割合と比較することで、実態が見えてきます。そこから、食費を始め生活の見直しが必要かどうかが分かってくると思います。

一人暮らしの食費はどう節約する? ポイントは2つ!

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一人暮らしの食費がかかりすぎているかどうか、そのもう1つの目安となるものが、食費の平均値です。勤労単身世帯の1か月の食費の平均額は43,288円でした(総務省・家計調査報告2018年1~3月期平均値)。1か月の食費がこの平均値に対してどうなのかをチェックしてみましょう。平均値以上であった場合は、節約を心がけてみる必要があるかもしれません。

節約術としておすすめしたいのが、まず、1週間に使っていい食費代を決めることです。これには、飲み会代などの外食費も含みます。1週間のうち、友人などとの外食で費用がかかる日がある場合は、ランチは外食ではなく弁当を持参するなどして調整しましょう。1週間ごとの目標がクリアできれば、食費の無駄遣いを解消することができます。

また、食費の節約としてよく紹介されていることですが、「外食」から「自炊」にシフトすることも効果的です。しかし、これがなかなか続かない、という声も少なくありません。
自炊といっても、たくさんの食材を買い込んで時間をかけて料理するだけが自炊ではありません。缶詰やレトルト食品など、簡単便利な調理方法で買いやすい価格のものもたくさんあります。そういった食材と一緒に野菜を温めたり、生野菜を付け合わせたりするだけで一品完成。

コツは、メインとなる食材に飽きないように「別の食材と合わせること」です。レシピが浮かばない、という場合には、安くて簡単に調理ができるレシピアプリなどを利用するのもよいでしょう。こうした情報を上手に活かし、時短かつ食費を抑える「新・自炊」生活にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おわりに

一人暮らしの食費は、気をつけていないと多額の出費となり、状況によっては生活を圧迫することもあります。自分の食費を数値に表し「見える化」すれば、自分の状況を把握でき、客観的に対策を打つことが可能になります。食費の節約は決して辛いことではありません。

まずは、どこで使いすぎているのかを明確にし、ムリのない範囲で見直していくのがカギとなります。コツコツとできることから食費の節約に挑戦してみませんか?
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