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【興奮注意】女体の代わりに野菜でグラビアを撮ったら凄いことになった

小ネタ 2018/9/14
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稲田さん
こんにちは。ライターの稲田ズイキです。

皆さんは、畳の部屋といえば、なにを想像しますか?
稲田さん グラビア
そう、グラビアですね。

グラビアの写真集や雑誌には、絶対と言っていいほど、こういう「和室ショット」があるじゃないですか。

僕、めっちゃ「和室グラビア」が好きなんですよね。

和室グラビアには、日本人がこよなく愛する「わびさび」の文化があると思うんですよ。
稲田さん グラビア
必要なものを極限まで削ぎ落としたシンプルな和の空間に、突如現れる肢体。
畳の縫い目が匂わせるのは、生活と地続きのエロスです。
まさに、和室グラビアとは、日常と非日常の交差点(クロッシング・ポイント)

ビーチやお風呂場といった頻出グラビアスポットにも劣らない、この上なく被写体の「エロス」を増幅させる空間なのです。

そして、僕の夢は、一人暮らしの和室でグラビアを撮影することなのですが……。
ワンルーム 一人暮らし
彼女なし26歳童貞が、グラビア撮影できる女体を用意できるわけなんてありません。

そこで、女体の代わりになるモデル、つまり“エロスの器”を探し続けた結果、僕はあるものに辿り着きました。
野菜
野菜です。

本来的にエロスとは人間に対してだけではなく、生き物全てに抱いて然るべきもの。
野菜にだって、生物としての脈動を十分に感じられるのではないでしょうか?

まじまじと見ると、野菜って肉感的だし、女性と同様に魅力的な丸みや隆起があって美しい。もしかして、女体に変わる“エロスの器”になりうるのでは?

それに、一人暮らしをしていたら、いつも余りがちな野菜。
食べる以外の活用法を見出せれば、皆ハッピーになれるかも?
稲田さん 大根
そこで、今回は女体の代わりに、野菜を使って和室でグラビアを撮影してみたいと思います!!!


そして、今回なんと、2007年キヤノン写真新世紀優秀賞を受賞し、『ソラリーマン』や『スクールガール・コンプレックス』など、数々のフェチ作品を手がける写真家の青山裕企さんがアドバイザーとして協力してくれることに!
青山裕企さん SCHOOLGIRL COMPLEX 2006-2015
青山裕企さん SCHOOLGIRL COMPLEX 2006-2015
『SCHOOLGIRL COMPLEX 2006-2015』©YUKI AOYAMA
素人の僕に、エロスのある写真の撮り方を伝授していただきます!

それでは、野菜に秘められた未知なるエロスを共に探しにいきましょう!


エロスな野菜を探す

八百屋 野菜
最高の写真を撮影するべく、まずは、グラビアモデルを探しに八百屋へ。
この所せましと横たわっているヒロイン達から、エロスの因子を探していきます。
稲田さん 野菜
グラビア映えするのはどの娘だ……。
オーディションの審査員のような気分で、エロスの器になれる野菜を探していきます。
稲田さん 野菜
この娘は今が旬だし、勢いはある……。
しかし、引き出せる表情に限界が見えてしまう……。
稲田さん 野菜
いや、でも、表情に個体差もあるな……。
同じカボチャでも、この娘にはなんとも言えない「憂い」がある……。
野菜 八百屋 カボチャを小一時間凝視し続ける客と、それを訝しそうに眺める八百屋の図
八百屋の視線に耐え抜いた末、僕が選んだヒロインはこの娘たちです!!!
トマト
赤色が映える野菜界のセンター。やわな薄皮の下に熟れた果肉。
「この娘なら胸を張って紙面を任せられる」そう思わせるだけの自信が彼女から伝わってきました。
パプリカ
黄金色に輝く野菜界のブロンドガール。肉厚そうに見えて、繊維が透けて見えるそのボディに「そうそう、君のそういう表情が見たかったんだ!」と喝采が漏れました。
大根
8頭身が眩しい野菜界のミランダ・カー。足先までの曲線には誰もが唸る美しさがあるものの、デコボコやひげ根をコンプレックスに表舞台に出ようとしない彼女。今回は説得の末、ご出演いただくことに。
ごぼう
まだ誰のものでもない野菜界のシンデレラ。彼女は言いました。「私なんて、体は貧相だし……肌もささくれてるし……」でも、君にしか見せられないグラビアがある。スターダムを駆け上がる君が見たいんだ! そんな僕の思いに、彼女は静かに頷いてくれました。


実際に撮影してみた

稲田さん 野菜
では、実際に買ってきた野菜を使って撮影してみます。
稲田さん 野菜 撮影
本当に、畳の上で撮影すると野菜のエロスを映し出すことはできるのでしょうか?
パプリカ
うーん……なんか思っているのとちがう……。
どう見てもただのパプリカ。エロスが皆無です。

なんだか、おばあちゃんの家に置いてある干し野菜みたいになりました。

「ポージングの問題か?」と思い、色々工夫してみても……
野菜
組体操みたいになってしまいます。
ごぼう
ゴボウに関しては、「なにこれ?棒?」って感じです。
グラビアとは程遠いものになってしまいました。

あんなに一生懸命、野菜を選んだのに、エロスを表現することが全然できない!!!!!


フェチ写真の巨匠にアドバイスを求める

稲田さん
写真素人の僕がやっていても、エロスの表現はできないと気づいたので、プロのアドバイスを求めることに。
青山裕企さん
お話を伺ったのは、制服姿の少女をフェティッシュに撮影した『スクールガール・コンプレックス』など、数多くのフェチ作品を撮影する写真家の青山裕企さん。

ちなみに「和室で野菜のグラビアを撮影したい」なんて言ったら狂人だと思われて断られかねないので、青山さんには「和室で女性を被写体にしたグラビアを撮る」と偽っています。

エロスを引き出すには、光の当て方が重要です。例えば、胸の膨らみなど、際立てたい部分に陰影をつけて、立体的に見せると効果的です。日本家屋の和室の場合、障子から真横の光が強く広く入るので、それをライティングで再現するのがいいのではないでしょうか?

なるほど! エロスを出すには、光の当て方が大切なのか!

青山さんのアドバイス通り、ライトを横から当ててみます。

同行してくれているカメラマンの助けを借りて、スタンドにアンブレラとストロボを設置しました。
稲田さん 撮影
いざ撮影してみると……
パプリカ
先ほどなんのエロスもなかったパプリカが……
パプリカ
どうでしょうか?
光の当て方を調節するだけで、写真から伝わるムードが激変。パプリカの肉感に「湿気」が帯び始めました。

強いて言うなら、晴天のビーチギャルから、昼下がりの団地妻へ。
畳と光のコンビネーションにより、エロスが溢れ出てきました。

さらに、僕が「もっとエロスのあるシチュエーションで撮影したい」と言うと、青山さん曰く……

『こう撮りたい』と思い込みすぎると、被写体の気持ちを無視してしまいがちです。被写体を自然に撮るためには、相手を緊張させないことが大切。畳だと、座らせたり、寝転ばせたりはしやすいけど、『いきなり寝てください』と指示すると緊張させてしまいます。まずは、相手が楽な状況で撮影してリラックスしてもらうことが大事です

なるほど! 僕はいきなり畳に寝そべらせていたため、彼女たちを緊張させてしまっていたのかもしれません。
稲田さん 撮影
まずは、彼女たちに「いかにも普段野菜が入っていそうな器」でリラックスしてもらいます。
稲田さん パプリカ
青山さん曰く「撮影はコミュニケーション」とのことなので、「緊張しなくていいよ」と彼女たちに優しく話かけます。

また、撮影中のコミュニケーションのコツとして……

撮影に慣れていないモデルの方は今自分がどういう風に写っているのか不安に思っていることが多いんです。それゆえ、撮れた写真をその場で見せてあげるといいんです

との、アドバイスもいただいていたので……
稲田さん パプリカ 撮影
野菜たちにも「こんな風に撮れてますよ」と写真を見せて安心してもらいます。

モデルさんを安心させたら、自分が撮りたいものに近づけていきます。グラビア写真が、何を写しているかというと『関係性』を写しているのです。つまり、普段は経験できない『非日常な関係性』に僕らはエロスを感じるのです

なるほど! 非日常な関係性を設定すればいいのか!
稲田さん トマト 撮影
「ならば!こんなにトマトに近づくことは普段できまい」と思い、トマトの裏を接写してみましたが……
トマト
微妙でした。しかも、なんかボケちゃいました。

表現が直接すぎると引かれてしまいます。大事なのは、見る側の妄想を引き出したり、その先のシーンを想像させること

「妄想させる」と聞き、ピコーンと閃いた僕。
パプリカ
大事なモデルとして扱っているパプリカ。
「ごめんね」と囁きながら、包丁を入れていきます。

その末、撮れたものは……?
稲田さん 撮影
これは!!!!!!
パプリカ
エッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッロ。
昼下がりの和室で、僕だけに秘められた部分を見せるパプリカです。

追求したのは、アドバイス通り「非日常な関係性」と「妄想を引き出すこと」。
普段隠れている種が見えるようで見えない「チラリズムの境地」に行き着きました。

撮影に同行している方々からは、
パプリカに自意識が芽生え始めている
種、見えちゃあかんやろ…
これは掲載NGなのでは?

という声がありました。みなさん、落ち着いてください。いくらエロかろうが、これは野菜です。どうか、落ち着いてください。




野菜グラビアでも十分にエロスを表現できることが分かったので、どんどん撮影していきましょう!!!!


撮影現場に起きた異変

グラビアを愛して約15年、これまでに僕が培った「グラビアあるある」を総動員して、野菜のエロスを引き立たせていきたいと思います。
トマト
例えば、トマトに霧吹きで水をかけてみたら、
トマト
畳の上で、水に滴るいいトマトが出来上がりました。
トマト
見てください。この薄皮から透けて見えるジューシーな肉感。

さらに、撮影する際にブレを足してみると……
トマト
ああ〜〜〜〜たまにグラビアであるやつ〜〜〜〜〜〜〜
「躍動感のあるトマト」です。
畳で動きがあるだけで、この先の物語を想像してしまいますよね……。


と、興奮ぎみに撮影していたところ、なにやら同行していたカメラマンに異変が……。
稲田さん パプリカ 撮影
同行していたカメラマン「もっとパプリカちゃんとの距離詰めたほうがいいね」
僕「なるほど、こうっすか?」
稲田さん カメラマン
同行していたカメラマン「いや、そうじゃなくて」
僕「あ、ちょっと」
稲田さん カメラマン
同行していたカメラマン「ちょっと貸して」
僕「あ!こら!」
稲田さん カメラマン
同行していたカメラマン「頼む、一回だけ俺に撮らせてくれ」
僕「・・・」
カメラマン パプリカ 撮影
同行していたカメラマン「うわぁ……エッロ……」

野菜グラビアの秘めたるエロスにあてられてか、同行していたカメラマンのプロの血を騒がせてしまう展開に。

ということで、以降は二人で協力して野菜グラビアを撮影していきます!


野菜グラビアのエロスにため息が漏れる

稲田さん 大根
続いての被写体は大根ちゃん。
表面のデコボコやひげ根がコンプレックスの彼女。
「そこも君の魅力なんだよ」と、優しく肯定します。

そして、撮れたのがこちら。
大根
ムラのある白色が映える……!
表面のざらっとした肌質に、彼女の「人生」を垣間見ました。
大根
コンプレックスだという、ヒゲをもうちょっと接写してみると、わらわらとした生命の脈動が……!
大根
静寂の中に狂気が潜む横顔……。
この団地妻が、暗がりの和室で見つめているものとは? エロス……。
野菜ネット
さらに、大根に、この玉ねぎ用のネットを組み合わせれば……
大根 ネット
エッッッッッッッッッッッッッッッッッッッロ。
横たわるおみ足に、手荒く破られたタイツ。
彼女に一体何があったんでしょうか……?
写真から零れ落ちる物語に目を奪われます。
大根 ネット
もう、これ「壁にもたれる団地妻」にしか見えなくないですか?
ずり落ちたルーズな網タイツが異常にアンニュイ。
畳から伝わる「匂い」が大根に自我を芽生えさせたようです。

ちなみに、「おろした彼女を見てみたい」と思い、一度大根おろしにしてみましたが、
大根おろし
完全に食材になってしまいました。
あんなにエロスを放っていた物体が、皿と寝るだけで食材に早変わりしてしまうのが不思議です。


続いて、先ほど、チラリズムに挑戦していたパプリカちゃんですが、
パプリカ
このようにライトを当てることで……(これだけで可哀想に思えてくる)
パプリカ
皮の繊維がスケスケに……!
暗闇の中で、見えてしまった「本当の彼女」にドキッとしてしまいます。
パプリカ
パプリカちゃんに肢体をすり寄せられる夜。
パプリカはチラリズムと相性がいい」今日、人類が初めて到達した境地です。
ごぼう
最後に、このエロスの欠片もなかったゴボウを撮ります。
稲田さん カメラマン ごぼう 撮影
僕「この距離感の方がエロいですね。」
カメラマンさん「いいっすね、このクロスはエロい。」

約5時間に及んで野菜のエロスに向き合い続けた結果、謎の境地に達している僕とカメラマンさん。

果たして、ゴボウでどのような野菜グラビアを見せるのか……。
ごぼう
エッッッッッッッッッッッッロ。
ゴボウ同士の見てはいけない「2人だけのヒメゴト」……。

グラビアあるあるの「隙間ショット」を、トイレの隙間から撮影して再現してみました。

これにさらなるグラビアあるあるを加えると……
ごぼう
おほぅ……。思わずため息が漏れる、二人だけの花園。
グラビアあるある「写真の横に添えられる謎ポエム」ですが、文章表現が入ると、より芳醇なエロスの世界に……。

同行していた方から「キャーーー」という声が漏れてしまったこの作品。
「けしからん!こんなの掲載しちゃダメだ!」って言いたい気持ちもわかりますが、落ち着いてください。これは野菜ですから。落ち着いてください。


果たして、フェチの巨匠の反応は……?

撮影のアドバイスをもらった青山裕企さんに、撮影した野菜グラビアを見せてみることに。
(被写体を野菜ではなく女性と偽ったことは謝罪しました。)

野菜グラビア、どうでしたか?

野菜は色味のバリエーションもあり、質感もツルツルしているものやゴツゴツしているものがあって、個性的です。陰影もつけやすいし、グラビア向きと言えるのかもしれませんね。稲田さんが、野菜に対して真摯に向き合い、コミュニケーションを取れているところも、良かったです。野菜なので、リアクションは薄い(っていうかない)のですが、撮る側の気持ちの高まりが写真から伝わってきて、とてもグラビア撮影っぽかったです

強くエロスを感じた写真はありました?

大根

大根のヒゲを接写している写真が、一番エロティックで良かったです。大根が持つコンプレックスをきちんと設定して、大根自身にとっては弱みかもしれないけれど、他の人から見るとエロスを感じる強みになっているんだよ、と示しているようで、素晴らしい写真でした。ただ、ピントの合っている範囲にちょっと迷いがあるといいますか……特定のヒゲにしっかりピントを合わせても良かったのかもしれませんね。個人的には、大根の先端部分に、肘の先をみているかのようなフェティッシュな気持ちを覚えたので、そこにピントを合わせてみても、いいのかもしれませんね

もし、青山さんが撮りたい野菜グラビアがあったら教えてください!

トマトが潰れていく過程とか、野菜自身に変化が起きるような写真を撮ってみたいなと思いました。いやぁ……野菜グラビアは、まだまだ可能性を秘めているのではないでしょうか




おわりに

未知なる野菜のエロス、体感できたでしょうか?

「野菜をエロく撮影する」なんて、おそらく人類初の試み。
当初は「俺、何やってるんだろ?」とふと冷静になることもありましたが、後半は野菜のエロスに理性をも奪われ、気がつけば5時間も撮影に没頭してしまいました。

痛感したのは、畳の持つ、被写体のエロスを引き出す力。
さらに、「切れ目を入れる」や「繊維を透けさせる」といった、野菜にしかできないグラビアの手法です。

今回、出演していないヒロイン(野菜)もたくさんいるので、野菜グラビアはまだまだ追求の余地があるのではないでしょうか?

時には、プロのカメラマンを本気にさせ、時には、見るものに「キャー」と悲鳴を上げさせる。フェチの巨匠からも「可能性がある」とのお言葉をいただきました。

恐るべし……野菜グラビア……。

和室にお住いの方は、ぜひ一度、野菜グラビアをお試しください!!
では!
カレー
撮影に使った野菜は全て「男煮込みカレー」にして、美味しくいただきました。

企画・執筆:稲田ズイキ
企画・編集:人間編集部
撮影:Takuma Toyonaga
協力:青山裕企 丸二青果 中目黒店
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