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【同性と同居】今だから言える?20代男子が1Rで2人暮らししていた頃の不満をぶっちゃけた

小ネタ 2018/8/31
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小原さん
こんにちは。フリーライターのオハラと申します。

唐突ですが、ぼくは1年前の今頃に高田馬場で2人暮らしをしてました。

1Rで。

男友達と。

1年と3か月間

いわゆるルームシェアですね。

「え……1R……?」と思われた方、お気持ちはわかります。就寝のときも、目覚めの時も、常に友人がそこにいました。

そもそも、よく1年3か月も続いたと思いません? ワンルームですよ? ルームシェアの最大の懸念点であるケンカも一切ありませんでした。不毛な言い争いは皆無。すごくないですか?

とはいえ、我慢しながら生活していた部分もあるはず。とくにぼくがズボラだったので、同居人はなかなかの不満を溜め込んでいたかもしれませんね。
小原さん ルームシェア
ということで、元同居人に当時の心境を聞くべくMOOOM編集部の方と友人の自宅に押しかけました。

Tさん
93年生まれ。早稲田大学卒。オハラとは幼馴染み。今もオハラが最もお世話になっている人物。高学歴を活かしていい感じの家に住んでいる

というわけで、本日はよろしくおねがいします。あの時は言えなかったあんなことやこんなこと、なんでも話してください

――突然押しかけてすみません、よろしくお願いします!

こちらこそ、よろしくお願いします

それでは乾杯〜!

小原さん ルームシェア 乾杯 ▲お酒のセレクトにも格差がある

生活スペースが“寝具の上”だけに。ワンルームでの同居生活

小原さん ルームシェア ▲同居を始めたときにIKEAで購入したテーブルと共にお送りします
――そもそもの同居のきっかけはなんだったんですか?

自分が当時Tが住んでいた家に転がり込みました。それまでは埼玉県の所沢に住んでたんですけど、契約更新のタイミングで『東京に住みたいな〜』と思って、とりあえず退去手続きだけ済ましちゃって。
そのあと家探しが面倒で全く進まず、いつのまにか退去日が2週間後に迫っていて、どうしようなぁと。そのタイミングでTと話す機会があって『Tの家に住ませてや』ってお願いしたら、そのまま決まりました

提案があったときはお互い就活で精神が荒んでて、ちょうどいいかなと思いました。2人で住んだら毎日人と話せるし、精神衛生的にもいいんじゃないかなと。あとは毎日2人でゲームができるのも嬉しいポイントでした

もともと仲良しでいわゆる幼馴染みで。地元の名古屋にいる頃は上京を目指しているという共通の目標も持ってました。こちらに来てからは趣味(ゲーム・ファッション)も一緒で同居する前からよく遊んでました

うちの地元は上京する人がそもそも少なかったので、当時は共同戦線というか、そんな感じだったね

ーオハラさんが転がり込んだ当時のお部屋ってワンルームですよね? シェアしやすい部屋に一緒に引っ越そうとは思わなかったんですか?
間取り図 ▲当時の住居の間取り。ベッドがT、ふとんがオハラの生活圏

そこらへんの記憶が全くないので、多分思わなかったんだと思います。そもそも1年3か月も住むとも思ってなかったので。ワンルームだったんですけど、それなりに広かったおかげでお互いの居住ゾーンが作れたので大丈夫でした。生活空間は寝具の上だけになりましたけど

あれはあれで悪くなかったよね。ドアがふとん側にある分ぼくの方が不利ではあったけど

あとはパウダールームがやたら広くて、パーソナルスペースとして機能していたのが大きいですね

間取り図 ▲もはやもう1つの部屋だった

間違いない、あそこがなかったらキツかった

ぼくが夜中に友人や恋人と電話することが多かったんですけど、電話する時はパウダールームに避難してました

それでもうるさかったけどね。我慢してたけど。だから自分は冬でも外で電話してたよ。凍えながら。多分何回かそのせいで風邪引いた

お疲れ様でした

……

同居できたのは海外生活のおかげ

――(笑)お互い一人暮らしから初めての二人暮らしだと思うんですが、そこに抵抗はなかったんですか?

ありませんでした。ぼくは1年間留学してたんですけど、その時シェアハウスで6人、7人くらいで生活してたんですね。なので誰かと一緒に生活するということに対してはむしろ楽しいくらいに思ってました。あとさっきも言ったんですけど就活で精神的に疲れてたので、ゲームが一緒にできたらいいなと思って

――ゲームの絆が強い(笑) オハラさんは抵抗なかったんですか?
小原さん ルームシェア ゲーム ▲ソファ1つに寄りかかってゲームしてたなぁ…

ぼくもなかったです。もともとは『誰かと一緒に暮らすなんてストレスで死ぬ』って思ってたくらいの人なんですけど、引っ越す3か月前くらいに東南アジアを放浪して。ほぼ毎日ドミトリーで寝てたら『あ、これ意外といけるな』と思って安いし良いじゃんと

――お互いの海外生活がここで活きたんですね

放浪してなかったら『誰かと一緒に生活する』なんて発想は生まれてなかったと思います(笑)どうせ誰かと住むなら、気心知れた人のほうが楽だし楽しそうだと思いました

「記憶にない」くらいスムーズに始まった同居生活

――実際に生活してみてどうでしたか? 違和感とかありました?

う〜〜〜〜〜ん…………まったくなかったよね

――ないんですか(笑)

いやほんと記憶にないですね。同居する前にも何回か泊まったことがあったのでそのせいかな? 唯一覚えてるのは初日にIKEAに行ったことくらい

自分もIKEAくらいしか記憶にないですね〜

――IKEA強すぎじゃないですか? そんなに楽しかったんですか?

唯一新生活感があったよね、テーブルとか買って。面白かったな〜

イケア IKEA テーブル ▲ルームシェア初日から我々を見守り続けたテーブル

まぁそれくらい自然に生活に馴染めたってことで、それは良かったと思います

――じゃあほんとに大きなケンカとかはなかったんですか?

なかったですね。まったく

なかった〜平和だったね。多分生活スタイルが微妙にズレてたのも良かったのかな?

確かに。オハラは帰りが早くて、ぼくは遅かったとかね。おかげでお風呂の時間とかで揉めることとか全くなかったですね。帰ってきたらだいたいオハラが入ったあとだし

ちょうどよかったね。あ、ルームシェアならではの楽しみ方があるので紹介してもいいですか?『お風呂DJ』って言うんですけど

??

ほらあれだよ、お風呂で音楽流すやつ

あ〜〜〜あれね!!!あれは楽しかった、ぜひやってみてほしいですね

ーなんなんですかそれ

Tがお風呂入るとき、いつも耐水性のスピーカーを持ってって音楽を聞いてたんですね。その音楽をぼくがリビングで選曲するという遊びです

――それ楽しいんですか??
小原さん ルームシェア

これが意外と楽しいんですよ。自分じゃ絶対に選ばないだろうなって曲を流してきたりして。出たあとに『今日の選曲どうだった?』『今日はよかった』とか言いあって

中島みゆきさんの『糸』を流したときは『キタな…!』と思いましたね

同居のメリットは「やっぱり楽しい」→「とにかく自堕落だった」ルームシェアしてわかる本当の性格

――お風呂DJ、広まるといいですね(笑) ほかにもルームシェアしててよかったこととかってありましたか?

やっぱり楽しいですよね。家に帰ると誰かがいて、パッとゲームできたり会話ができたり…。自分の知らないことを知ってるので、興味の範囲が無理やり広がるというか、そういう部分も楽しかったですね。例えば本だけでも全然趣味が違うので。
あとは2人だからこそできるくだらない遊びが楽しかったり。一時期やってたのは寝る前に15秒でイラストを書くみたいな(笑)

めちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます。ぼくがよかったと思うのは家賃が安いくらいですかね

……(せっかく良いこと言ったのにな)

いやでもね、家賃はお風呂DJに匹敵するくらいのメリットだと思うんだよ。都内で安く住もうとすると、部屋の設備が希望通りにいかなかったり、逆に設備を優先すると駅から遠くなったりすることが多いので。所沢在住のころに比べると、交通費とかも安くなるので一人暮らしのときよりも全体的な生活コストも下がったと思います

――ではそろそろ本題なんですけど、ぶっちゃけムカついてたことってありました?

(キタ…!!)

ムカついたこと…あまりないんですけど、『これはどうなの?』ってことは2つあったかな。1つ目はこれ言っていいのかわかんないんですけど、ぼくが大学の卒業旅行で2か月ほど家を開けてた時期があって

あの時は天国だったなぁ〜

それで、オハラが女の子を家に呼んだと。そこまでだったらまぁ別にいいんですけど、会場がぼくのベッドだったと聞いて『それはちょっと…』と思いましたね。言わなかったけど

小原さん ルームシェア ▲墓場まで持ってくつもりだったのにな…。

それ絶対言わないでおこうと思ってた話だけど言ってた? あれ? そうなんだ……。自分だったら絶対いやだわ、ごめんなさい

まぁせっかくだしふとんでするっていうのも変という気持ちもわかるけど、それは……と思ったね(笑)2つ目は掃除についてなんですけど、彼は自分はキレイ好きって言ってるくせにほとんど掃除しなかったという

小原さん ルームシェア ▲もうやめてほしい

ほんとトイレとかお風呂の掃除何回したの? ってくらいで。全く掃除してくれなくて『この人キレイ好きじゃなかったかな?』というのはずっと思ってました。自分の領域だけ掃除して『はい終わり』みたいな

それはそれでいいんじゃない? 掃除は自分が目につくところだけすればいいという認識だったよ。実際そんなに汚れてる印象はなかったし

そこはまぁ個人の考え方による部分なので仕方ないかな……と(笑)あ、あとは『こいつめちゃくちゃ自堕落だな…』というのは思ってました

……

『明日朝早いわ〜』って言って寝るじゃないですか。朝起きるんですけど、また寝て昼頃まで寝てるっていう(笑)まぁ個人の問題なのであえて言わなかったんですけど、大丈夫かな〜この人とは思ってました

小原さん ルームシェア ▲公開処刑かな?

「1食でパスタ500グラム食べててドン引きした」2人の食生活

――オハラさんからだいぶ危うい雰囲気を感じるんですけど(笑)お金についてはどのようにやりくりされてたんですか?

当時の家賃が8万3円だったんですけど、光熱費の変動に関わらず『一ヶ月◯◯円』という形で固定でお金をもらってました。結構アバウトだったんですけど、それはそれでよかったと思ってます。こっちからしたら楽しい思いをしながら家賃が安くなってるわけですし(笑)

――それは確かに(笑)ご飯についてはやっぱり一緒に作ったりしたんですか?

あまりありませんでしたが、ぼくが多めに作る人なので、オハラが家にいるときは彼の分も作ったりしてました。あとは彼がペペロンチーノをやたら作るのでもらったりもしてましたね

この人ほんとに食べる量多いんですよ。お昼ご飯にパスタ500gくらい茹でて2種類のレトルトソースかけて食べてるの見た時はドン引きしました

あ〜あのときね

覚えてるんや

まあ。オハラは料理をそこそこしている方だったんですけど、その中で食べたものはペペロンチーノ合わせても2つだけでしたね

もうひとつはなんだっけ

カレー。ペペロンチーノはよくわからない味だったけどおいしかったので好きだったね。大学1年生の時から作ってるみたいでいろいろ研究してる様子で。でも特においしかったのはカレーで、作った時はよくもらってましたね

小原さん ▲はじめて褒められた…?

彼は料理が下手というか、量で勝負するタイプだったので、ぼくはもらうことはありませんでした。とりあえず『肉と野菜炒めて、はい完成』みたいな。雑だな〜と思いながら見てました

炊飯器の取り合いもあったね。最終的にオハラが米を炊かなくなったけど

彼が米を炊くと、なくなるまで炊飯器にストックしてたのでなかなか炊く隙がなかったですね。最終的にめんどくさくなって豆腐と野菜ばかり食べてました。体重すごい減ったなぁ

――(笑)なにかルールを決めたりはしなかったんですか?

明確なルールはなかったよね。洗剤みたいな消費材は分けないで、どちらかが足りないと思ったときに買うみたいな感じだったし。あ、でも食事に関してはありました

『食べ物は絶対分ける』は良かったね。留学してたときのルームシェア生活でも食べ物だけは絶対に分けてたんだけど、それは活かせたかなと思う

まぁでもTのお菓子はちょくちょく食べてたけど

まじ? 俺もお菓子は食べてたよ、ウエハースとか

小原さん ルームシェア

まじか〜〜〜〜!!!!気づけなかった!!!くやしい!!!!!

「彼女が家に来ない」ワンルームルームシェアならではの苦労

――衝撃の事実ですね(笑)ワンルームならではの苦労は?

それはすごくあった!! 夜中に突然追い出されるんですよ。22時とか23時に『彼女くるからちょっと家空けてほしい』みたいなことがあって。LINEで『今大丈夫ですか』みたいなメッセージがくると家を出る準備してましたね。急にくるからつらかった。その日はマンガ喫茶いったり24時間営業のファミレス行ったりして時間を潰してましたね

あったな〜。宿泊代の500円渡したよね

500円もらえるだけありがたかったけど、まぁ予算オーバーするよね(笑)そこはただでさえ格安で住まわせてもらってるので、仕方ないかなと思ってました

でも自分は週に一回くらいはどっかに泊まって家を空けてたりしてたし、そこはおあいこでしょ(笑)あとエアコン戦争もあったね

あった!!!あった!!!!!

お互い暑がりなので、本来であれば戦争は起きないはずなんですけどね。彼のよくわからないこだわりのせいで度々起きました

ー??

オハラはエアコンの温度を下げたがる人だったんですけど、ぼくはエアコンの音がうるさくなるので下げたくなかった派なんですね。なのでぼくは半袖ハーフパンツで寝てたんですけど、なぜか彼は長袖長ズボンで寝ると。さらに布団+寝袋でめちゃくちゃ暖かくしてるんですよね。それでなぜかエアコンの温度を下げたがる

そこは個々人のこだわりがある話だと思うので、多様性を受け入れていこうよ。自分のライフスタイルはそうだったんだよ。足だけ冷やしたい人だったんだよ

結局自分が折れたけどね

小原さん ▲自分のワガママが過ぎる

あとは初対面の人とかに『男友達と1Rでルームシェアしてます』って言うと結構引かれました。『へぇ…』みたいな(笑)。友達からもオハラさん元気? とか彼氏どうしてる? みたいにイジられることも多かったですね

Tさん

彼女にもめちゃくちゃ気を使われたな〜(笑) 『家には行かない!』みたいな

小原さん

知らんかった!!!!!!言ってよ!!!!

嫌がってたというか、遠慮してた(笑)呼んでも『オハラさんいるんでしょ』みたいな(笑)

なんかもうすまんかった

上手くいかせる秘訣はなんだかんだで「人」だった

――彼女さん、気の毒でしたね(笑)もし同じ環境でルームシェアの相手が別の人だったとしたらできたと思いますか?

できないですね

自分もできなかったと思います

――即答!その心は?

うーん、一切気を使わなくてもいい相手だったってのが大きいですかね。本当に気心知れた仲というか。ルームシェアをうまくいかせる秘訣は相手の存在を無視するとか極力気を使わないことにあると思ってるんだけど、Tはどう思う?

オハラは『気を使わない』という表現をしてますが、人として同じ空間に住む上での気遣いは仲の良し悪しに関わらずあると思ってます。それが2人の場合は深かったというか、なんでも許せるみたいな。相手を受け入れる気持ちが、お互いあった上で気にしないと言ってるのだと思います

わかりやすく解説してくれてありがとうございます。Tとしてはどうだった?

やっぱり相手を受け入れる姿勢とか相手をサポートする気持ちとか、なのかな

なにごとも許せない一線があると思うんだけど、そういうのはなかった?自分はなかったけど

オハラの場合はなんでも許せてしまいましたね、なぜか

結論ルームシェアをうまくいかせる秘訣は「人」ってことですね

小原さん ▲照れちゃってるけどそれでいいのか
――人に恵まれましたね…。1年3か月ものルームシェアを解消したときは「ロス」的なものはありました?

それめっちゃあった!!! Tはあった?

まったくなかった

あ、そう…
ぼくはもうすごかったですね。怖くて仕方なかった。1人だし、新居の夜道やたら暗いし、アパートの壁ペラッペラで音漏れすごいし。『刺されたらどうしよう』ってすごく思って。あとドアにポストが付いている構造の部屋に住むのが初めてだったんですけど、投函されるときの音がすごいダイレクトに伝わってくるんですよね。『来るの!? 部屋に侵入してくるの!?』って。1週間はビックビクの生活でした

それルームシェアとあんまり関係なくない?

……。Tはほんとに何もなかったの? 困ったこととかさ

う〜ん……

Tさん
家賃が上がったことくらいかな。


おわりに

今もよく会うマブダチのT君ですが、改めて当時の話を聞くと「ほんといい友人に恵まれたな…」と。こんな寛容な人いる? ほんとに。

自身の1年3か月のルームシェア生活を振り返ると、本当に相手が重要ということが身に沁みました。「共同生活でいちばん大切なことってなに?」と聞かれたら何の迷いもなく「人」と答えます。

「ワンルームでルームシェアとか、絶対に無理でしょ」と思っている方々、確かにイラッとすることも多いかもしれませんが、もしかするとそれ以上に楽しいことが多い毎日が待っているかもしれません。実際、ぼくは心から楽しかったと言えるし、またルームシェアできるならしたいと思ってます。どうせならちゃんとした間取りでしたいですが(笑)

予想通り、自身のズボラっぷりが露呈してしまいましたが、「ルームシェア、悪くないよ」と感じてくださったら嬉しいです。
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