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【愚問】「部屋で遊ぶなら何人がベストなのか」

小ネタ 2018/5/23
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友人の家に招かれることが、稀にある。そんなときいつも思うのが、何人なら1番楽しく遊べるのかという問題だ。

ガチャッ
なかむらさん
なかむらさん部屋 部屋遊び
気が置けない友人と家で遊んでも、別々のことをする場合が結構多い。
1人はマンガを読んで、1人はスマホをいじる。
なんとなく同じ場所と時間を共有していれば、遊ぶという目的は達成される。満足できる。
外にいくのはダルいし、めんどくさい。でも家に1人でいるのは寂しい。この2つを掛け算して、「家に友達を呼んでダラダラする」という結果になる。

ではその「家に友達を呼んでダラダラする」という状況で満足度を最大化させるには、何人が最適なのか。

2人でも十分いい。なんなら1人でいるときの満足度を50とした場合、2人で遊ぶときは200ぐらいある。

けれど、もしかすると、サッカーを11人でしたほうが楽しいように、部屋遊びもまた、人数が増えるほど楽しくなるのかもしれない。

やってみよう。
なかむらさん部屋 友達
新しく2人を呼んでみる。
家飲み
4人になった。
ありふれた光景に見える。が、ずいぶん恵まれているのかもしれない。昼間からストロングゼロを片手にスコーンを頬張ることができる幸せは、いつか二度と手にできなくなるかもしれないから。

先ほどよりもワチャっとして、「遊んでいる」感は微増した。会話は尽きない。下ネタで始まり、下ネタで終わる。この4人がこの場でどんな会話をしようが、世の中の経済は少しも良くならない。生産性は本当に0だ。けれども、楽しい。

満足度は、少し上がった。
友達
また人数を増やしてみよう。
部屋飲み
8人。女性4人を足してみた。

設定としては大学のサークルの集まりだ。おそらく文芸系のサークルかもしれない。入ったことがないので直感だけれど。

そして男には2種類いる。自分のベッドに女性を上げられるやつと、上げられないやつだ。余事象を考えれば当然のことを言っているに過ぎないけど、僕の友人は前者だった。
部屋飲み
そろそろ怪しくなってきた。このあたりから会話に馴染めない人が出てくるのだ。
高野さん
僕だ。

「8」という数字はグループを作りやすいと思っていた。が、そんなことはなかった。現実には「4・4」でも、「2・2・2・2」でもなく「2・2・3・1」ということが起きる。「あ、そうか、このパターンね、そうだよねえ」である。

どうして僕だけ余ってしまったのか。簡単だ。トイレから戻ってきたらこうなっていた。左隣の3人組は僕の知らないフェスの話をしているし、前にいる2人組は前々からデキているという噂で、入っていきづらい。簡単なトリックだ。
友達
寂しいのでもっと増やした。
部屋飲み
15人になった。もう画面にはおさまらない。
テレビゲーム
ここで奇跡が起きた。テレビゲームをやる4人組に入れたのだ。

もう安心だ。ひとりでスマホをいじる心配がなくなった。
しかも一緒にプレイするのはマリオカートだ。特に得意でも不得意でもなく、4人でやったら順位の期待値はたぶん2.6ぐらいだけど、遊ぶにはもってこいだ。僕は大体ヨッシーを使う。マリオは魅力的で好きだけどバランス型で尖ってないイメージがあるし、クッパはデカいから嫌だ。その点ヨッシーはなんか賢そうだし、なんか軽快なイメージがある。
部屋飲み ピザ
さらに盛り上がりは続く。
ピザだ。このタイミングでピザが届いた。声が小さくあがった。
ゲームに、ピザ。もう輪から外れることはないだろう。
部屋飲み ピザ
大人数で囲む食べ物は、ピザと相場が決まっている。人が集まるところに、ピザあり。とにかくピザを頼めば、それで物事は丸く収まるのだ。ピザはもはや記号だ。皆で食べやすいように切り分けられ、持つ所もはっきりしている。シェアするために生まれたような食べ物だ。

ゲームと、ピザが来た。これで場の盛り上がりはピークのはずだ。
その点を踏まえて、改めて一番楽しい人数を表明したい。
友達 部屋飲み
部屋飲み 友達
部屋飲み 友達
高野さん
「やっぱり2~4人くらいのときが楽しかった」

大人数だと、浮く人が出てくる。絶対にだ。
人数を増やしていくにつれて、僕みたいに浮く人が絶対に出てきてしまうのだ。

「友達だから浮くのは変」と思われがちだが、いまいち会話に入って行きづらい空気は、どこでも生まれ得るのだ。そういう人にとって、満足度の下限値は、下がる一方なのだ。1番のピークはONE PIECEを読んでいる時(2人)か、スコーンを食べている時(4人)だった。
記念撮影 集合写真
改めて言おう。

Q.部屋で遊ぶなら何人が最適か?

A.2人か4人、けれど場所や時間や所属先によって、ケースバイケース。


これはつまりどういうことかというと、

Q.いちごは何個食べればお腹いっぱいになるか?

A.20個か30個、けれどケースバイケース

と同じことを言っている。だって仕方ないでしょう。誰とでも分け隔てなく話せる人なら、2人でも16人でも30人でも問題ないだろうけど、そうでない僕のような人間は、環境が大事なのだ。もちろん、どんな環境がベストかはケースバイケースである。

終始一貫して、当然のことを言っているに過ぎない。素人が奇抜なことをしようとすると、凡庸未満になる。

この記事で得た結果に意味があるかはわからない。わからないけれども、大学で教授が「答えの出ないことに耐えられる力が知性だ」と言っていた。

ならば今回の「部屋で遊ぶなら何人が最適なのか」という愚問は、自分の知性を試す格好の材料ではないか。この記事が何を言おうとしているのか、皆さんにはわかっただろうか。僕には全くわからない。わからないということに耐えられるか。僕はムリだった。寝ます。


取材・執筆:高野りょーすけ
企画・撮影:プレスラボ
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