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【提案】恋愛に悩む男子は虫を食べてみればよいのではないか

小ネタ 2018/7/20
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頼りになる男子は、モテる。


例えば、家に出た虫を怯まず退治してくれる男子とか、きっとモテる。

さらに言ってしまえば、虫を退治するにとどまらず、それをその場でワイルドにモリモリと「食す」ことができれば、これは想像を絶してモテるのではないだろうか。


家に突如出現するゴ〇ブリ。
その獰猛な素早さを前に為す術なく逃げ惑う一人暮らしの女性。
そこへ何故か現れる俺。
え? 誰? と戸惑うも助けを乞う女性。
ゴキを瞬く間に捕獲し、躊躇なく口へ運ぶ俺。
そのあまりの勇猛さに素敵……結婚して……と懇願する女性。
ゴキを豪快に咀嚼しつつ優しく彼女を抱きしめる俺。


スバラシイ。論理的かつ合理的にモテる理想のシナリオが完成してしまった。
善は急げ。虫を食べる練習をしに、食虫イベントへ行ってみるとしよう。


食虫イベントへ行こう

昆虫食 若虫会
今回参加したのは、「若虫会2018」と呼ばれる食虫イベントだ。

若い虫が出てきやすい6月に、埼玉県富士見市のログハウスを舞台に毎年開催されており、①虫を採集→②調理→③食べるという単純かつ難解なスリーステップを一度に楽しむことができる。

今回は、毎年多くの参加者を魅了している同イベントの魅力に迫りつつ、モテ紳士となる為の食虫スキルを獲得していきたいと思う。


≪今回案内していただく人たち≫
内山昭一さん 内山昭一さん
本イベント主催者にして昆虫料理の第一人者。昆虫料理研究会代表・NPO法人食用昆虫科学研究会理事。著者に、『楽しい昆虫料理』『食べられる虫ハンドブック』などがある。メディアに出まくっている有名人。
ほそいあやさん ほそいあやさん(写真・右)
食虫歴10年以上のキャリアをもつベテラン。普段はグルメライターとして活躍している。今回の「若虫会」を教えてくれたのもほそいさんだ。ちなみに左にいる冴えない男性が筆者・もりけん。
もりけん:こんにちはー、もりけんと申します。

内山さん:あ、ようこそー。

ほそいさん:お疲れ様―! 仙台からいらしたんですよね?

もりけん:そうです! 食虫は完全初心者ですが、よろしくお願いします!

内山さん:仙台出身なら、イナゴとか食べたことあるでしょ?

もりけん:いえ、ないです。

ほそいさん:え、ないの? 仙台の人なのに??

もりけん:なんで仙台がイナゴ王国みたいな認識なんですか?

内山さん:給食とかで出てたでしょ?

もりけん:でません。

「大阪といえばたこ焼き」ぐらいのノリで「仙台ならイナゴ」と言われた。
早速世界観がぶっ飛んでいて、恐怖しかない。
ログハウス
今回お世話になるログハウスに到着。

参加者は若い女性もいればワンパクな5歳児もいるし、家族連れも友人同士の参加者もいた。多種多様な23名。噂通りの人気だ。
もりけんさん
まずは採集から始めていきたいと思います。この敷地内から離れず、畑さえ荒らさなければなんでもオッケーですので、テキトウに探してみてください」と恐ろしく手短な説明が入り、採集がスタート。虫取りのレクチャー等も一切なかった。頼りになる男とは、自分の道を自分で切り開くものなのだ。
もりけんさん
しかし、こんなテキトウなノリでイベントは成立するのだろうかと不安にもなる。都市化と共に虫離れが進み、その影響で子供も虫に触れなくなってきていると聞く。しっかりとサポートしないと虫が取れず皆飽きてs…

バッタ見つけた~。なんか変な汁出してる~(笑)

バッタはエビみたいな風味がして美味しいんだよな!

あ、クワガタの幼虫みーっけ!

そっちはバターソテーだなー。

え! この木剥いだらアリの卵めちゃくちゃ出てきたー!

えー見たい見たい〜!!

え??? めっちゃ盛り上がっとる。
虫探し
どういうことだ。土で汚れるとか、虫のお腹がグロテスクで苦手とか、そんな弱音を吐く参加者はここにはほとんどいない。

当日は雨上がりで若干土もぬかるんでいたが、そんなことにもビクともしない。「もしかしたらカタツムリとか出るかもですね」「あれだけは本当に要加熱だな」「わかる。あれだけは加熱必須」というやり取りがごく普通に成立する。”常識”とされている情報が異なりすぎてて、「そうそう、あれはカネツヒッスっすよねええhahaha」などと必死に話しを合わせるも、足の震えがブチ止まらない。Help me .


ほそいさん:もりけんさんは、虫とか触ることは普段からあまりないですか?

もりけん:そうですね。なんか、想像を絶してました。

ほそいさん:あははは、慣れるまでは、ちょっとびっくりしますよね。

もりけん:はい。ずっとびっくりしてます。

ほそいさん:ちなみに虫を食べるときの感想は、みんながよく食べているものに例えてあげることで多くの人に理解してもらえるようになるし、食虫のハードルを下げられるから、この後実食するときに、心がけてみてね。

食虫ライターの心得まで勉強させてもらったが、この知識が次に役立つのはいつなのだろうか。
虫探し
その間にも虫採取は続く。「ヒルが出た!」と声が上がったので一気にデンジャーな空気になるかと思ったが、「ヒルは茹でてから酢醤油で食べると美味しいよね」という予想と180度異なる方向へ。「あああ~、ヒルねえええ~。よく給食で出たなああああ。なっつかしいいいいい~~酢醬油さいこおおうっすよねええ~~」……さて、Where is this?
虫取り
ガチすぎる虫取り網を持ってきているおじさんもいたので、少し話を聞いてみる。

もりけん:すごい網ですね!? ゲーム終盤で隠しダンジョンをクリアするともらえる伝説の武器みたいじゃないですか。

虫取りおじさん:これはトンボとかを取るのには丁度いいんですが、セミとかには向かないんですよ。セミは脇のスキマから逃げちゃうから。

もりけん:なるほど、長くて輪がデカけりゃいいってものでもないんですね。

虫取りおじさん:そうそう。あと、蝶とかもこれじゃダメだね。蝶を取るときは、羽を傷つけないように絹素材の網を使うんです。一方、この網の優れているポイントは伸縮性が(以下推定4万字)


おじさんの知識が深淵すぎたので、やむを得ず中断させていただいた。


調理~なぜかいける気がしてくる~

昆虫食 調理
ここからは採集した虫と内山さんが用意してくれた虫を調理していく、異世界のさらに奥地へ。今歌いたい歌は、いきものがかりで「帰りたくなったよ」。
昆虫食 調理 ハチの子
まずはハチの子の分別を手伝う。ハチの巣に入ってる幼虫を取り出す地味ながら繊細な作業。ハチミツみたいな甘い香りがするのかと思いきや、酢? ハッカ? なにこれ? みたいな謎の匂いがする。
昆虫食 調理 ハチの子
取れた瞬間。みんなでくせー! 取れねー! と叫びあう。意外と楽しい。
もりけんさん 内田さん
一通り作業を終えてロッジに入ると、内山さんが何やら細かい作業をしていた。


もりけん:あれ、先生、いったい何をなさって?

内山さん:マダガスカルゴ〇ブリの解体。
ゴキブリ
もりけん:ちょ! fdaeべwaだfaofふhawofha!? 「ブリの3枚下ろしです」みたいなノリで言わないで下さいよ。もしかして、これも食べるんですか?

内山さん:ええ。食用ですし、うちで養殖したものなので安全ですよ。

もりけん:いや養殖って。こんなの飼ってる人、聞いたことないですよ。

小学生:おれも飼ってるー。

もりけん:飼ってんのかよ。

5歳児:ぼくもー。

もりけん:みんな飼ってんのかよ。


この世界では、犬猫よりゴ〇ブリがポピュラーなペットらしい。
昆虫食 ゴキブリ 調理
嬉々としてゴキを解体する子供たち。とりあえず、アニキと呼ばせて頂きたい。


もりけん:ところで内山さんはいつからこのようなイベントを開催されているんですか?

内山さん:もう20年くらい前からですね。

もりけん:20年!

内山さん:ええ。ある昆虫食会に参加して興味を持ち、実際に友人たちとバッタを捕って食べてみたら、これがまあ美味しくて。そこから他の虫も食べてみたくなり、ネットで仲間を募って、こういう会を開くようになりました。

もりけん:(バッタ、どんだけ美味かったんだ……)

内山さん:本当に感動しましたね。揚げるとエビみたいな味になるんです。

もりけん:なるほど。でもそうなると、「エビでよくね?」と思ってしまうんですが、昆虫食にしかないメリットとかってあるんですかね?
内山さん
内山さん:もちろん沢山あります。大きく分けると
①栄養価が高い
②飼育効率がよい
③食育の教材として価値がある、という3点ですかね。


もりけん:ほうほう。

内山さん:まず1点目の「栄養価」ですが、昆虫は高タンパク低脂肪。加えて、体にいいとされる不飽和脂肪酸やビタミンB群を多く含み、ミネラルも豊富です。

もりけん:不飽和脂肪酸って血液をサラサラにするアレですよね。しかも高タンパク低脂肪ならダイエットとかにもよさそう。

内山さん:そうそう、実は超健康食なんです。しかも美味しい。

もりけん:それはまだ信じてません。
昆虫食 調理
虫けらを眺めるような目でおれを見るアニキ。


内山さん:2点目に「飼育効率の良さ」が挙げられます。具体的にはエサが少しでオッケー、食べられる部分が多く、回転効率も早いということですね。
昆虫食 比較 牛 コオロギ
もりけん:あー、これは納得です。飼育の手間もそんなに無さそうだし。

内山さん:狭い土地でも飼育可能ですからね。また、現在地球では爆発的に人口増加が進んでおり、やがて食糧難に陥ることが心配されています。そういった背景があり、昆虫食を本格的に研究する動きも広まっているんです

もりけん:昆虫、実はめちゃめちゃ有能な食材なんですね……。

内山さん:2013年にはFAO(国際連合食糧農業機関)も食糧問題解決の手段として昆虫食に関するレポートを正式に発表していますからね。最先端ですよ、昆虫。
昆虫食 調理
昆虫BBQというロックな食に興じるアニキ。


内山さん:食虫のメリットですが、あと一つは「食育の教材としての価値」ですね。

もりけん:「食育」って、食への心構えとか、命を頂くことへの感謝を学ぶアレですか?

内山さん:そうです。採集に免許は不要ですし、子供でも比較的安全に行える。大がかりな設備は不要で、維持費も大してかからない。子供自身で世話ができて、最終的にその命を頂く経験ができる。

もりけん:すげえ。昆虫、パーフェクトじゃないですか

内山さん:そうです。食虫イベントを長年続けている理由の一つに、そういった「いただきます」の精神を感じてもらいたいという思いもあるんです。

もりけん:なるほど。そう考えると、「若虫会」もただゲテモノを食べる会ではないような気がしてきますね。

内山さん:ええ。我々はそうではないと思っています。
昆虫食 調理
「早く食べた〜い」などと供述する食育の天才児2名。

もりけん:しかし先生、強烈なデメリットとして「不衛生感」「食欲を一掃するヴィジュアル」などがあるかと思います。これについては、どのようにお考えでしょうか?

内山さん:不衛生感については長年刷り込まれてきた先入観があるので仕方ないんですよね。少しでも多くの人に食べてもらって、他の食材同様「これも食べるのが当たり前なんだ」という考えを広めていきたいと思っています。

もりけん:なるほど。でも、ビジュアルはやっぱり、結構グロテスクだと思うんですが……。
昆虫食 調理
内山さん:突然ですが、もりけんさん、タコはお好きでしょうか。

もりけん:え? タコですか? 大好きです。

内山さん:タコって、ヴィジュアル相当キモくないですか?

もりけん:言われてみれば、相当にキモイですね。

内山さん:でも、美味しいですよね。

もりけん:美味しいですね。

内山さん:好きですよね。

もりけん:大好きです。
内山さん
「そういうことなんじゃないでしょうか」

もりけん:先生、なんだかいける気がしてきました。


実食~感じよう、虫たちのソウル~

昆虫食 実食
総勢23名が虫を収穫し、さらに内山さんお手製の虫たちも調理を終えた。幾多の困難を乗り越え、ここに昆虫のフルコースが完成したのである。


内山さん:えー、皆さんお疲れ様です。料理が出来上がりましたので、早速召し上がって頂こうと思います。

全員:いただきまーす!!


こうして、実食が始まる。料理は15品を超えたが、中でも印象的だったものを紹介したい。


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(注)ここから先、人によっては気分を害する可能性がございますのでご注意ください。
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【1品目】
セミのから揚げ
昨年取って冷凍しておいたセミを油でカラッと揚げたもの。育ち盛りの男子も満足のボリューム感。夏、彼女とのデート中にやたらとうるさいセミがいたときには「黙れ……」と呟き、その場で唐揚げにしてしまえば彼女のハートも秒でアガるに違いない。

しかし、アレだ。いざ実物に対峙すると気持ちは実に良くない。なんだか食べたくなくなってきたし、正直なところ帰りたい。帰って今週のジャンプとか読みたい。まずい。タコだと思えばイケると高を括っていたがどう見てもタコに見えない。冷静に考えてみれば、セミとタコは極めて別種の生命体であり、独立した生態系をもち、その味に有意な相関性があるとは考えにくい。しかしだからと言って「あ~、おれ、ジャンプ読みたいんで帰りむあああああ~す」といったDQN発言をする度胸も到底ない。内山さんが笑顔でこちらを見ている。ほそいさんも親切に取り分けてくれる。もうあとには引けないのだ。いくぜえええええ。
セミのから揚げ 実食
ザクっ。
セミのから揚げ 実食
む……これは…。
セミのから揚げ 実食
普通にうまい!

【講評】
★★★★☆(4.0)
まずパリパリとした羽が口に当たるのだが、これがマジでポテチ。びっくりするぐらい塩味のポテチ。美味い。そのまま勢いをキープし身にかぶりつくと、これまた触感が嫌いじゃない。予想では「ムニュ」的な嫌悪感満載の歯ごたえを予想したが、そんなものは一切ない。身の味自体は無味に近い。セミはよくナッツ味に例えられるらしいが、いわれてみれば遠くにナッツがいるかもしれないという程度。結果、羽がポテチなので超美味いが、身の味は若干謎な分、1点減点とした。それと、果敢にもセミを食べた自分に5万点ほど加点したい。食べてみれば意外にいけるものだ。


【2品目】
イナゴの佃煮onリッツ
チーズやジャムを乗せるのが一般的とされるリッツの上にイナゴの佃煮をトッピングした、既成概念にとらわれない話題作。おそらくイナゴ自身も驚いているではないだろうか。リッツパーティーに呼ばれた際は他の具材をすべて蹴散らし、イナゴの佃煮を乗せることで皆の注目を集めよう。
イナゴの佃煮onリッツ 実食
いただきます。
イナゴの佃煮onリッツ 実食
これまたうまいぞー!


【講評】
★★★★☆(4.5)
圧倒的リッツ。リッツ、めっちゃうまい。イナゴも普通に佃煮の味がするので嫌ではない。ただ果たしてリッツと合っているかというと、特にハーモニーのようなものは感じられない。そこにはただ圧倒的にリッツがおり、気持ち程度に佃煮がおり、イナゴはいない。この協調性の無さから0.5点減となったが、リッツの味は申し分なかった。

なんだか慣れてきたので「死んでもお前は食わん」と思っていたラスボス的存在の“アイツ”にもチャレンジすることにした。覚醒した自分の才能が怖い



【3品目】
ゴキブリの丸焼き
内山さんが丹精込めて育てたゴ◯ブリを解体し、内臓等を取り除いてシンプルに焼いたもの。「好きな人と食べればどんな料理でも美味しくなる」と聞いた事があるが、好きな人を前にしてもどうにもならなそうなヴィジュアルは今回のラスボスに相応しい。これを食べられれば男の中の男。世界中の女子を掌握したと言ってもいいだろう(編集部注:そんなことはありません)。
ゴキブリの丸焼き 実食
いただきます。
ゴキブリの丸焼き 実食
はむっ……。
ゴキブリの丸焼き 実食
………。
ゴキブリの丸焼き 実食
あ、普通に食べられますwwwwww


【講評】
★★★☆☆(3.0)
あまりに味が普通すぎて笑ってしまった。食感はイモに近い。若干甘味のようなものも感じるので、総合的にはカボチャに似ているかもしれない。「謎の黒い容器に詰めたカボチャだよ」と出されても気付かない可能性すらある。嫌み、臭み等は一切ないが、旨味、面白味等もない。本当に可も不可もない。しかし、あのヴィジュアルにしてこの味を実現したゴ◯ブリにはむしろ称賛を送るべきだ思った。拍手。
昆虫食 実食
以上3品を紹介したが、当日は他にもユーモアに溢れた料理がたくさん並んだ。具体的に挙げるなら、以下だ。

・バッタとデュビアとコブミカンとパプリカの炒め物
・タガメのチェオ
・タイワンツチイナゴ
・クロスズメバチ巣ごと
・コガタスズメバチ(生・巣抜き済み)
・サクサン
・コオロギ
・ミツバチ&ローヤルゼリー
・カイコ麹の生味噌
・カイコ糞
・ミールワーム&ハウスクリケット
・ジャイミル

名前だけではどんな料理か想像つかないかもしれない。でも、世の中には具体的なイメージができないままの方が良いものもある。虫をいじり倒し、皆でワイワイ食べるのはとても楽しかったことだけを、お伝えしておく。


おわりに

若虫会 昆虫食 集合写真
こうして「若虫会2018」は大盛況のうちに幕を閉じた。

ちなみに内山さん曰く、これまでで一番美味しかった虫は「カミキリムシの幼虫」で、マグロのトロの味に例えられるらしい。あのファーブルも絶賛したらしいからいつか食べてみたい。

逆に、一番不味かったのは「カブトムシの幼虫」とのことだった。腐葉土ばっかり食べてるから猛烈に臭いのだとか。絶対に手を出したくない。

想像よりも遥かに楽しく、遥かに奥深く、遥かに美味しい異世界、昆虫食。

珍味を味わってみたい方、健康食に興味のある方。そしてなにより、恋愛に悩む男子は、虫を食べてみればよいのではないか。

ライター:もりけん
企画・編集:カツセマサヒコ+プレスラボ
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