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【猫カフェ店長に聞く】猫と一緒に暮らしたい! 第2回:猫と暮らすためのお部屋探し

知識 2018/8/24
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あなたは猫、好きですか? 一人暮らしの部屋に猫を迎えたいと思いますか? 「一人じゃ淋しいから猫と暮らしたいなぁ」と考えている方も多いのではないでしょうか。
生活を共にする相手ですから、「幸せな時も、困難な時も、富める時も、貧しき時も、病める時も、健やかなる時も、死がふたりを分かつまで愛し、慈しみ(以下略)」というのが理想ですよね。
そんな「猫と暮らす喜び」を知りたいあなたの不安解消&猫に好かれる秘訣などを、横浜にある『Cat Café Miysis』の能勢店長に教えていただきます。

今回は「猫と暮らすためのお部屋探し」について伺いたいと思います。本日もよろしくお願いします。

能勢店長:よろしくお願いします。

猫と暮らすためには「ペット可物件」となりますが、そもそも物件数が少ない、あっても家賃が高め、敷金が倍、犬は可でも猫は不可、などの話をよく聞きますよね。どうしてなんでしょうか?

能勢店長:そうですね、日本ではまだ「家族」ではなく「ペット」という気持ちが強いからなのかもしれませんね。

パリ在住の知人によるとフランスでは「ペット可」「ペット不可」という区別はないそう。迎え入れるのもほとんどがペットショップではなくシェルターからのようです。シェルターの手続きもフランス人なら難しくないようですが、日本人などの外国人が迎え入れる場合は身分証明書、滞在許可証、労働許可証、家賃の支払い証明、ガス電気の領収書、健康保険証、パスポートのコピーなどたくさんの書類が必要とのこと。それだけ「終生飼育」「家族」といった思いがあるからでしょうね。

最近は猫つきシェアハウス、猫オーナー専用アパートやペット共生住宅、猫専用住宅といった物件も増えてきましたね。

能勢店長:猫が幸せにのびのびと暮らせることはいいことですよね。猫好きは「猫の喜び」を「自分の喜び」以上だと考える方も多いので、喜ばしいことだと思います(笑)。

ただ、みんながそういったお部屋に住めるわけでもないので、お部屋探しのコツをお伺いしたいです。

能勢店長:引っ越しをする場合には、例えば直接不動産会社に行き「このエリアで猫と一緒に暮らせるお部屋はありませんか?」と聞いてみるのがいいと思います。ペット可物件となっていなくても不動産会社が空き部屋をお持ちのオーナーさんに交渉してくれることもありますよ。

あるいは、いま住んでいる物件がペット可でなくても、オーナーさんが「出て行かれるよりは、このまま住んでもらいたい」という理由でそのまま猫と一緒に暮らせるようになった例もあります。

そういうこともあるんですね! いいことを聞きました(笑)。希望のペット可物件がなくてあきらめている方も多いと思います。

能勢店長:やはり「ペット可」ありきで探す方が多いと思いますが、交渉すれば融通をきかせてくれる不動産会社やオーナーさんは多いですよ。ダメもとで聞いてみてもいいのではないでしょうか。

希望の物件が見つからないのでこっそり飼うというのは、自分にも猫にも大きなストレスがかかるのでやめましょうね。

自分が仕事に出ている時、一匹でお留守番させるのが可哀想なので多頭のほうがいいの? という方もいますが。

能勢店長:猫も人と一緒で「一匹でいるのが好きな猫」や「常に他の猫と一緒にいたい猫」がいます。まずは一匹で、そのあとに性格をみてから多頭もいいでしょう。相性もありますしね。

物件を決定する時に注意する点があれば教えてください。

能勢店長:猫は上下運動をする生き物です。特にキャットタワーがなくても、家具の配置を工夫して段差をつけてあげるなどの工夫をしてみてください。ベランダがあれば脱走防止策や、高層階では転落防止策として網の目が細かく丈夫なネットを張るのがよいと思います。定期的に隙間のチェックも怠らずに。猫のためでもあり、自分のためでもあります。日当たりのよい部屋の方がいいかもしれませんが、真夏の温度管理には注意してください。30度を越えないようにすることと湿度も60%程度で。冷房の風が直接当たらないエリアを作ってあげるなどの配慮も必要ですね。猫のテリトリーの中で安心・安全の守られる空間にしてあげてくださいね。

繰り返しになりますが、同居人と一緒です。年老いた親と一緒なら病院が近くにあるといいとか、子どもがいるなら学校の近くがいいとか周辺環境にも希望があるはずです。リスク回避も含めて想像力を働かせ、猫にもあなたにも暮らしやすい住まいを見つけてください。

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『猫も人も一緒』『猫は一生、小さな赤ちゃんと一緒』が能勢店長のよく言われること。話せないし、上手く自分の意思が伝えられないのは赤ちゃんも猫も一緒。だからこそ、こちらがストレスを取り除いてあげたいですね。大切な同居人(猫)なのですから。

次回は旅行が趣味だったり、急な出張が多い方のために「こんな私でも猫と住めるの?」(予定)
ペットシッターやペットホテルなど、一人暮らしでも安心して猫と住める方法をご紹介します。

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《取材協力》
能勢 亜弓さん
Cat Café Miysis 店長
公式サイト https://www.cat-miysis.com/
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