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初心者でも簡単!スパイスから作る自家製カレーの作り方

グルメ 2018/8/22
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自炊の定番料理と言えばカレーですね。市販のカレールウを使えば簡単に作れますが、せっかくなら、ルウを使わない本格的なカレーにも挑戦してみたいものです。

そこで、今回はスパイスから作るこだわりのカレーを紹介します。スパイスとハーブのお店「SPICE LUCK(スパイスラック)」の下浦美津江さんに伺いました。

――市販のルウを使わないカレーのよいところはどんなところですか?

「脂っぽくないこと、カロリーを控えることができることが挙げられます。

一般的なカレールウの原材料を見ると、だいたいが動物性油脂、小麦粉の順で記載されていることがほとんどです。スパイスから作るカレーは、レシピを見ると油が多いように感じますが、仕上がりに脂っぽさをあまり感じず、胸焼けするような重たさがありません。

というのも、インドカレーに使われるスパイスは、胃腸の働きを整える作用があるとされるものが多くあります。漢方系の胃腸薬の内容成分を見ると、生薬としてシナモンやクローブが使われています。

いわゆる夏バテの症状は、エアコンが原因の冷えや、暑さによる疲労感から胃腸の働きが鈍ることによって起きるとも言われているので、夏場にスパイスを料理に取り入れるのは理にかなっていると言えます。スパイスをふんだんに使うことで風味やコクが増して塩分量を減らすことができるので、むくみ予防にもつながりますし、塩分の摂取量を減らす必要がある方にもおすすめです。

また、とろみも小麦粉を使用せず、玉ねぎやじゃがいもなどの素材とパウダースパイスそのものだけを使えば、ルウを使った場合より低カロリーで作れますよ。

あと、スパイスから作るカレーは、辛さが自分で調整できるのもポイントです。

辛味のあるスパイスとして代表的なのがこしょうやマスタードシードで、ピリッとした辛味が特徴です。ヒリヒリとしたダイレクトな辛さは唐辛子でつけているので、唐辛子の量を調整すれば、好みの辛さのカレーに仕上げることができます。逆に唐辛子を入れないでこしょうで調味すれば、辛味をおさえてスパイシーなカレーにできますよ」

――自分でスパイスを合わせて作る、基本的なカレーの作り方を教えてください。

「スパイスは複数の種類を合わせて使うことで香りが増したり、まろやかになったりするマスキング効果があるので、はじめに揃える材料が多くなりがちです。

また、スパイスによって、少量でも香りが強すぎたり、入れすぎると苦みを感じるものもあるので、初心者の方が自分でスパイスをブレンドするのはあまりおすすめではありません。最初はブレンド済みのスパイスミックスを利用するのがチャレンジしやすいと思います。

それをふまえたうえで、使うスパイスを厳選してベーシックかつシンプルなレシピをご紹介します」

チキンカレーのレシピ

《材料》1~2人分

■パウダースパイス(クミンパウダー小さじ1・コリアンダーパウダー小さじ2・ターメリック小さじ1/4・レッドペッパー好みの量)
■ホールスパイス(クミンシード小さじ1/3・ローリエ1~2枚・シナモンスティック1/2本)
■仕上げ用スパイス(ガラムマサラ小さじ1/3)
■鶏もも肉1枚(200~250g)、玉ねぎ1/2個、油(オリーブ油・サラダ油など)大さじ2、塩小さじ1/2、カットトマト缶1カップ、プレーンヨーグルト大さじ2、おろししょうが・おろしにんにく各小さじ1

《作り方》

1.パウダースパイスを合わせて少しおく。

2.玉ねぎは横半分に切ったものを使う。繊維に沿って薄切りにし、肉はひと口大に切る。

3.鍋に油とホールスパイスを入れて弱火で炒める(絶対に焦がさない)。スパイスからシュワシュワと細かい泡が出始めたら玉ねぎを加えて強火で炒める。しんなりしてきたら中火にして炒め、軽く茶色に色づいたら弱火にして、しょうがとにんにくを加え、全体を混ぜる。

4.カットトマトを入れてなじませ、ヨーグルトを加えて中火で1分ほど炒める。弱火にしてパウダースパイスと塩を入れ、全体がなじむように混ぜる。水1/2カップを加えて強めの中火で煮たて、中火に落として1~2分煮こむ(ここで大きめのホールスパイス(ローレルやシナモン)を取り出すとよい)。

5.カットした肉を加えて全体をよくなじませる。弱めの中火で具材に火が通るまで煮こむ。味をみて、塩(分量外)で味を調える。仕上げ用スパイスを加えてなじませる。


フライパンで簡単! キーマカレーのレシピ

《材料》1~2人分

■ホールスパイス(クミンシード小さじ1)
■パウダースパイス(コリアンダーパウダー小さじ1/2・レッドペッパー好みの量・ブラックペッパー少々)
■仕上げ用スパイス(ガラムマサラ小さじ1/2)
■豚ひき肉200g、玉ねぎ1個、しめじ1/2パック、油(オリーブ油・サラダ油など)大さじ2、塩小さじ1/2、カットトマト缶1カップ、おろししょうが・おろしにんにく各小さじ1、バター10g

《作り方》

1.玉ねぎはみじん切りにし、しめじは石づきをとって1cm幅に切る。

2.フライパンに油とホールスパイスを入れ、弱火で炒める(絶対に焦がさない)。スパイスからシュワシュワと細かい泡が出始めたら、玉ねぎを加えて強火にして炒める。しんなりしてきたら中火にしてしょうがとにんにくを入れ、全体を混ぜ合わせる。

4.カットトマトを入れ、強火にして1分程炒める。弱火にしてパウダースパイスと塩を入れ、全体がなじむように混ぜる。

5.ひき肉を加え、強めの中火でほぐすように混ぜ合わせる。肉がトマトになじんできたら水1/2カップとしめじを加えて全体を混ぜ、中火で具材に火が通るまで2~3分煮こむ。味をみて仕上げ用スパイス(ガラムマサラ)とバターを加え、全体をなじませる。


――ありがとうございます。どちらもすごくおいしそうです。早速作りたくなってきました……! 最後に、おいしく作るポイントを教えてください!

「まず、ホールスパイスは冷たい油からじっくりと火を入れて香りを出すことです。このとき、炒めすぎないことが大切です! 焦がしてしまうと強い苦みが出ます。

パウダースパイスは焦げやすいのと、香りが飛びやすいので、料理の途中に入れて香りを出しましょう。塩を入れることでパウダースパイスの香りが存分に引き出されるので、必ず同じタイミングで入れます。

これらは基本的な使い方としてマスターすれば、他の料理にも取り入れられます。あとは材料を入れる前に火を弱める、入れたら火力を上げる、このタイミングに気をつけていると焦がしにくいです。

そして最後に、ガラムマサラは香りのアクセントです。なくても作れますが、入れることで格段に香りがアップします! 市販のルウを使ったカレーでも、仕上げにガラムマサラを入れるだけで本格的なカレーに仕上がりますので、ぜひ揃えることをおすすめします」

ありがとうございました!

お家のカレーをスパイスにこだわって作るって、一人暮らしの夢みたいなところがあります。下浦さんに教えて頂いた2つのカレーは初心者の自分でも一歩を踏み出しやすい上に、練習して、スパイスの量を調節しながら自分好みの一皿を目指すのも楽しそうでワクワクしてしまいます! お家に友人などを呼んでふるまいたくなっちゃいますね。皆さんもぜひ、この夏にトライしてみてくださいね!

※画像はイメージです。
《取材協力》
スパイスとハーブのお店「SPICE LUCK(スパイスラック)」
http://www.spiceluck.jp/
累計3万個を売り上げたオリジナルカレーミックス
http://www.spiceluck.jp/spice/curry-mix/
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